素人からプロの芸人になった"三ちゃん"こと三中元克(25)が、フジテレビ系バラエティ『めちゃ×2イケてるッ!』を卒業することが決定した。27日、特番『めちゃ2イケてるッ!真冬に汗をかきまくれ 国民投票だよ全員集合 全力の生スペシャル』(19:00~23:10)で残留をかけた再オーディションに挑み、視聴者投票で不合格となった。

"三ちゃん"こと三中元克

2010年10月に行われた「めちゃイケ新メンバーオーディション」でおよそ1万人の中から1人だけ素人として選ばれ、レギュラーとして活躍してきた三中。このたび、高校時代の同級生・臼杵寛と"サンプライズ"というコンビを結成し、よしもとクリエイティブ・エージェンシーに所属することになり、プロの芸人としてあらためて、番組レギュラー残留をかけたオーディションに挑むこととなった。

番組では、三ちゃんがプロの芸人になるまでの162日間や、再オーディションが決定してからの10日間の様子を紹介。そして22時47分、運命の再オーディションがスタート。2人は、ナインティナインやよゐこ、加藤浩次らレギュラーメンバーが見守る中、三中がみちのくプロレスで修業していた時のエピソードを盛り込んだネタを披露した。

ネタ終了後、データ放送やスマホでの視聴者投票へ。「不合格」が過半数に達した場合、この日をもって番組卒業することになっていたが、結果は、合格44%、不合格56%(投票総数63万483票)で不合格。その瞬間、三中の卒業が決定した。

三中と臼杵は呆然とし、レギュラーメンバーも動揺。岡村隆史は「またオーディションしよう。新しい仕事が入るかもしれないし」と声をかけ、加藤は「ゲストで来い!」と応援。矢部浩之は「応援してあげてください」と視聴者に向かって呼びかけた。また、見守っていたみちのくプロレスの新崎人生社長は「明日スケジュールあいてる?」とオファー。事務所も即OKし、早くも仕事が決まったようだ。

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