トーワ電機はこのほど、同社のハイエンドワークステーション「UNIV」シリーズと、運営参画するG-DEP(日本GPUコンピューティングパートナーシップ)で販売するGPGPUサーバの新モデルとして、GPUにNVIDIA Tesla K80を搭載したエントリーサーバ「G-Dash SV-1200」を発売した。スタンダード構成の価格は税別972,000円から。

NVIDIA Tesla K80は、Kepler(開発コード名)アーキテクチャをベースとした"GK210"コアを2基搭載したカードで、1コアあたりのCUDAコア数は2,496基。2基合計で4,992基のCUDAコアを備える。倍精度演算に対応し、倍精度浮動小数点演算は最大2.91TFLOPS、単精度は最大8.74TFLOPS(ともにGPU Boost時)。

また、CPUに6コアのInel Xeon E5-2603 v3、メモリにECC対応のDDR4を搭載。加えて電源は80PLUS認証取得の700Wモデルを2基搭載することで、冗長化を図っている。このほか、て IPMI(Intelligent Platform Management Interface)機能により、システムの温度やCPUステータス、ファンスピード、電圧をモニタリングし、リモートから管理できるという。

標準構成は、CPUがCPUがIntel Xeon E5-2603 v3(1.6GHz/6コア/6スレッド)、チップセットがIntel C612、メモリが16GB (4GBx4) ECC Registered DDR4-2133、ストレージが500GB SATA3 HDD、ビデオコントローラがOnbord Graphics、GPUカードがNVIDIA Tesla K80 24GB、光学ドライブがDVDスーパーマルチドライブ、電源が1400W 80PLUS認証電源(700W+700W)、OSがCentOS。CUDAやOpenACC Toolkit、G-DEP MCLといった開発環境やツール、ライブラリをプリインストールする。