AKB48の高橋みなみが、2月3日(21:00~22:48)に放送されるテレビ東京系特番『今 知っておきたい 世界のキケン地帯に住む人々』で、フットボールアワーの後藤輝基とMCを務めることが26日、分かった。
この番組は、世界の危険地帯に潜入し、日本人が知らない想像を超えた世界に迫っていくドキュメントバラエティ。高橋は、タイで人身売買された女性への直撃取材にも挑み、悲惨な体験談に号泣する。
ロケを終えた高橋は「豊かさや発展の裏側で貧富の差ができ、『生きていくためにはお金が必要だ』と仕事を求めた先が犯罪に巻き込まれて行く。知らない現実と向き合った時思わず涙があふれました」と告白。タイは観光地のイメージが強かったため、「調べれば調べるほど知ることの苦しさより、あまりに無知だった自分が、すごく悔しくてたまらなかったです」と心境を語っている。
テレビ東京の清水昇プロデューサーは、高橋をロケを依頼した理由について、AKB48総監督の経験から「"知りたいという欲求"と"知ったことをみんなに伝える力"を持った人だと思って、今回のロケにぜひ行ってほしいと思い、出演をお願いしました」と説明。「普段このような番組を見ない人が、『高橋みなみさんが出ているから、ちょっと見てみよう』と思ってくれたらうれしいですね」と期待を語っている。
高橋のほかにも、庄司智春は、インドネシアの有毒ガスが充満する危険な作業場で硫黄を採掘する人たちをレポート。バービーが西アフリカ・トーゴで、ブードゥー教の危険な儀式に潜入し、篠山輝信は、覚せい剤に似た「ヤーバー」という薬物がまん延するタイの街で、この対策に奮闘する人たちに密着する。