フジテレビは22日、同局の加藤綾子アナウンサーが4月末で退社すると発表した。朝の情報番組『めざましテレビ』のメインキャスターは4月1日の放送で卒業するが、その他のレギュラー番組については引き続き出演する予定。

フジテレビ退社を発表した加藤綾子アナウンサー

加藤アナは「入社してから7年半、早起きの生活を続け、仕事を中心に生活してまいりました。それこそが生きがいで、静かに必要として頂けたことがとても嬉しく、少しでも力になりたい、そんな思いで8年間全力で走り続けてきました」とした上で、「ここで少しゆっくりと日常を歩んでいきたいと思いました」と退社理由をコメントしている。

加藤アナは1985年4月23日生まれ、埼玉県出身。2008年に国立音楽大学を卒業後フジテレビに入社し、『めざにゅ~』『めざましどようび』『カトパン』などをへて、2010年4月に『めざましテレビ』キャスターに就任(2012年4月からはMC)。このほか、『超潜入! リアルスコープハイパー』『バイキング』なども担当し、現在は『めざましテレビ』のほか、『ホンマでっか!?TV』『有吉のニッポン元気プロジェクト お~い!ひろいき村』『優しい人なら解ける クイズやさしいね』に出演している。

加藤アナのコメント全文は以下のとおり。

本日、番組内でもご報告させていただきましたが、この度、『めざましテレビ』を卒業することになりました。毎日笑顔が溢れ、家族のような「めざましファミリー」から卒業することは、とても残念ですが、今が一番納得のいく時期だと感じております。

入社してから7年半、早起きの生活を続け、仕事を中心に生活してまいりました。それこそが生きがいで、静かに必要として頂けたことがとても嬉しく、少しでも力になりたい、そんな思いで8年間全力で走り続けてきました。何もできない私に様々なチャンスを与えて下さり、温かく見守ってくれた視聴者のみなさま、番組スタッフ、そしてフジテレビに心から感謝しております。

この気持を胸に精一杯頑張ろうと努めてまいりましたが、ここで少しゆっくりと日常を歩んでいきたいと思いました。これからは、在籍中に培った経験をもとに、新しい道を切り開いていきたいと考えています。

引き続き担当させて頂く番組もありますので、今後ともよろしくお願いいたします。