分裂・解散危機騒動の渦中にあるSMAPが18日、フジテレビ系バラエティ『SMAP×SMAP』(毎週月曜22:00~、18日は22:15~)に生出演し、騒動を謝罪するとともに、グループ存続を表明した。
急きょ、生中継でメンバーが現在の心境を語ることが発表され、日本中の注目を集めた今夜の『SMAP×SMAP』。冒頭で「夜空ノムコウ」にのせて、昨日までに番組に寄せられた8000通のメッセージから、グループへの思いや存続を願う声が紹介された。
その後、5人そろって登場し、木村拓哉が「先週からわれわれSMAPのことで世間をお騒がせしました。そして、たくさんの方々にたくさんのご心配とご迷惑をおかけしました」と謝罪し、「このままだとSMAPが空中分解になりかねない状態だと思いましたので、このような時間をいただきました」と説明した。
続いて、一人ひとりがあいさつし、香取慎吾は「みなさまと一緒に今日からいっぱい笑顔をつくっていきたい」と話し、中居正広は「今回の件で、SMAPがどれだけみなさんに支えていただいているのか、あらためて強く感じました」と感謝。最後に木村が「これから自分たちは、何があっても前を見て、ただ前を見て進みたいと思います」と力強く語った。
13日付の日刊スポーツとスポーツニッポンの報道から、大騒動に発展した分裂・解散騒動。SMAPの育ての親である女性マネージャーの事務所退社に伴い、独立を表明した中居正広、稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾が、一転して残留を希望するも、事務所は受け入れない姿勢を見せていると報じられていたが、最初から残留を決めていた木村拓哉の働きかけやファンの声によって、事務所が4人の残留とSMAP存続を認める方向に動いていると急展開を見せていた。