ダッソー・システムズ(ダッソー)は1月14日、米国の電気自動車(EV)メーカーであるファラデー・フューチャー(FF)がダッソーの3Dエクスペリエンス・プラットフォームを採用したと発表した。

FFは、約1年半前に設立された新興EVメーカーで、EV業界の巨人であるテスラ・モーターズから人材を引き抜くなどし注目を集めている。また、今月開催されたCES 2016でコンセプトカーを披露し大きな話題となった。

FFのコンセプトカー「FFZERO1 Concept」

FFが導入したのは3Dエクスペリエンス・プラットフォームを基盤とする「ターゲット・ゼロ・デフェクト」と「スマート、セーフ&コネクテッド」で、設計、シミュレーション、製造準備の強化に貢献した。なお、400名以上が在籍するFF全社への提供は2週間で完了したという。

ダッソーの3Dエクスペリエンス・プラットフォームはコンセプトカーから実車への移行サポートに加え、今後米国ラスベガスに完成予定のFFの生産拠点でも採用される予定だ。