"メガ幸子"と小林幸子(『第66回NHK紅白歌合戦』前日のリハーサルより)

「Twitter TV Japan」の公式アカウントが、大みそかに放送された『第66回NHK紅白歌合戦』(NHK総合ほか)に関連するツイート数を発表。最もピークを迎えたのは、小林幸子が4年ぶりに紅白復活を果たした瞬間で、22時40分に1分あたりのツイート数が6万654に達した。

小林は、ネット上で"ラスボス"と呼ばれ、その人気を背景に4年ぶりに紅白歌合戦へ降臨。歌った楽曲は、もともとボーカロイドソングだった「千本桜」で、舞台演出では小林の背後に生配信中のニコニコ動画からの応援コメントが流れまくるというものだった。前日のリハーサルで、巨大衣装の"メガ幸子"が故障を起こすというアクシデントにも見舞われたが、本番では見事に成功し、かつてと同様の抜群のインパクトで、ツイート数を押し上げたようだ。

1分間あたりのツイート数2位は、紅組が4年ぶりの勝利を決めた23時43分に、4万4,685ツイートを記録。次いで、嵐がスター・ウォーズとのコラボレーションでパフォーマンスを披露した21時42分に、4万1,262ツイートとなった。

また、同公式アカウントでは、『紅白歌合戦』で話題になった出演歌手のランキングも発表。1位は、放送の副音声やストリーミング配信された「紅白ウラトークチャンネル」に出演していたT.M.Revolutionで、本編の出場歌手ではない西川貴教は自身のTwitterで「え、大丈夫っスか... 確かに出演者ではありますけど... ( ‾᷄꒫‾᷅ ;)<申し訳ないです... 」と困惑していた。

嵐と共演したスター・ウォーズのキャラクター(左から R2-D2、C-3PO、BB-8)

なお、同ランキングは、2位が初出場のμ's、3位がAKB48、4位が小林幸子、5位がEXILEとなっている。

これらのツイート数は、放送開始1時間前から、終了30分後までのツイートを対象に集計したもの。今回の紅白では、公式ハッシュタグ「#NHK 紅白」「#紅組応援」「#白組応援」を入力してツイートすると、オリジナルの絵文字が現れる「Twitter emoji」という機能を日本で初めて実施するなど、SNSを活用した展開で番組の盛り上げを図っていた。

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