アイドルグループ・AKB48の渡辺麻友が15日、東京・赤坂のTBS放送センターで行われた『第57回輝く!日本レコード大賞』(TBS系、30日18:30~22:00)の記者会見に出席した。

『第57回輝く!日本レコード大賞』記者会見に登場したAKB48の渡辺麻友

「僕たちは戦わない」で優秀作品賞を受賞したAKB48。会見には、渡辺麻友、宮脇咲良、向井地美音の3人が出席し、渡辺が代表して「本当にうれしく思っています。本番当日は、いただいたすばらしい賞に恥じぬように最高のパフォーマンスをお見せしたい」とあいさつした。そして、楽曲について「メッセージ性の高い曲。ダンスもとても難しくて、AKB史上で一番難しいダンスナンバーと言われている楽曲」と説明し、「本番当日までみんなで毎日コツコツと練習を積み重ねて、AKB史上最高のパフォーマンスをお見せできたら」と意気込みを伝えた。

また、総合司会を務める安住紳一郎アナウンサーから、AKB48としての主な活動は年内で終了となる高橋みなみへの思いを聞かれると、「たかみなさんは結成当初から10年間グループを引っ張って、メンバーのことを一番に考えて活動してきてくださった尊敬する偉大な先輩」と答え、「たかみなさんにとって最後のレコード大賞。今まで私たちメンバーのためにたくさん尽くしてくださったたかみなさんに大賞をあげたい」と思いを告白。「10周年のメモリアルイヤーにレコード大賞を受賞できたらいいなとみんな意気込んでいます」と力強く語った。

堂々とした渡辺の姿に、安住アナは思わず「本当に立派になられて…」とコメント。会場から笑いが起こる中、渡辺は「そういう立場になってきたので、自分自身もしっかりしゃべっていきたい。頑張ります」と頼もしく話した。

会見には、同じく優秀作品賞を受賞した三代目J Soul Brothers from EXILE TRIBE、西内まりや、優秀アルバム賞を受賞したTUBEの前田亘輝、新人賞を受賞したlol、こぶしファクトリー、花岡なつみ、安田レイ、特別賞を受賞したクマムシ、そして、安住アナと共に2年連続で司会を務める仲間由紀恵も出席した。

『第57回輝く!日本レコード大賞』は12月30日に東京・新国立劇場から生放送。ここで、優秀作品賞に選ばれた10作品の中から日本レコード大賞が、新人賞4組の中から最優秀新人賞が決定する。