俳優・大沢樹生(46)の元妻で女優・喜多嶋舞(43)の独占インタビュー記事が掲載された雑誌『婦人公論』(12月22日・1月4日号/中央公論新社)が8日に発売され、その内容が多くのメディアに取り上げられている。
「本誌独占・『実子裁判』の判決を受けて」と題されたインタビューは、大沢が長男を相手に起こした「実子裁判」で「親子関係なし」の判決が下ったことを受けての取材記事。2年前のDNA鑑定騒動からこれまでを振り返る内容で、「息子の父親は大沢さんに間違いありません」という主張のほか、これ以上家族に迷惑が掛かることを避けるために「芸能界の引退」を決断したことも赤裸々に語られている。
これまでの喜多嶋は沈黙を守り続けていたことから、『ノンストップ!』(フジテレビ系)、『スッキリ!!』(日本テレビ系)、『とくダネ!』(フジテレビ系)といった情報番組が大沢本人に直撃取材をして放送。さらに9日放送の『ノンストップ!』は同誌の担当編集にも取材し、独占告白の舞台裏までを伝えた。
「芸能界を引退するのでそのお話がしたい」という喜多嶋サイドのオファーがきっかけで、10月下旬に行われた今回の独占インタビュー。最初は緊張した面持ちだったが、引退を決意して臨んでいたためか、終始淡々とした表情で取材に応じていたという。ただ、約1時間半のインタビューで唯一感情をあらわにしたのが、騒動に巻き込まれた長男を振り返った時。5ページにわたるインタビューでは喜多嶋の写真が2点掲載されていて、膝元のハンカチの位置が1枚目と2枚目でわずかに違うのは、その時に目頭を押さえていたからだという。
インタビューが行われたのは10月下旬で、実子裁判の判決が言い渡されたのは11月19日。「今回の裁判でどんな判決が下されようと、息子の父親は大沢さんに間違いありません」という主張は、判決後の電話のやりとりで書き加えられたものだった。これまで多くの独占インタビューを手掛けてきたという担当編集は、通常であれば取材後に「やっぱりあの部分は使わないで」「もうちょっと表現を変えて」などと変更を求められることが多かったそうだが、喜多嶋には全くそれがなかったことから「引退するという強い覚悟を感じた」という。
一連の騒動について、『ノンストップ!』で「真実がどこにあるのか分からないですね」と感想を語った女医でタレントの西川史子(44)。担当編集が感じ取ったことには「『婦人公論』は喜多嶋さん寄りの意見」とバッサリと切り捨て、「別に意見を変える必要は無かったんだと思います」と指摘した。一方、千原兄弟・千原せいじ(45)は「自分がこの番組に出ててアレやけど」と前置きし、「息子さんが不幸」「テレビとかでやったらアカンことやと思う」「そっとしておくしかない」と長男の立場を気遣っていた。