ブラザー販売は29日、人気キャラクターの年賀状用テンプレートを提供したり、年賀状作成アプリと連携したりする「年賀状作成サービス」を開始した。

テンプレート

「年賀状作成サービス」は、スマートフォンやWebなどを利用して、年賀状の作成を支援する複数のサービス。2016年の干支である「申」、人気キャラクターの「チェブラーシカ」や「おさるのジョージ」といった、オリジナルテンプレートを配布する。このテンプレートは、PC、スマートフォン、タブレットなど、幅広いデバイスで利用可能だが、ダウンロードにはブラザーオンラインの会員登録が必要(一部コンテンツを除く)。

スマートフォンアプリ「Brother年賀状プリント」では、180種類以上のテンプレートと60種類以上のスタンプをそろえ、年賀状の通信面と宛名を作成できる。今年のバージョンでは、他社製の各種年賀状ソフトで作った住所録を、スマートフォンに取り込めるようになった。Brother年賀状プリントはNFC搭載プリンタ/複合機に対応し、デバイスをNFC搭載プリンタにかざすことで簡単に印刷できる。

Webブラウザを利用しての制作にも対応。ブラウザアプリ「Web年賀状キット2016」を使うことで、ソフトウェアをインストールすることなく年賀状(通信面と宛名面)を作成できる。

日本郵便製のスマートフォンアプリ「はがきデザインキット2016」とも連携。作成した年賀状を「Brother年賀状プリント」のように印刷できる。また、写真コラージュアプリ「パペルック」とも連携し、おしゃれな年賀状用フレームやスタンプを利用可能だ。

また、ブラザー製のプリンタ「プリビオ」は、年賀状を作成する「年賀状アプリ」機能を備えている。プリンタ本体をネットワーク接続しておくことで、PCを使わずにプリンタだけで年賀状を作成、印刷することが可能だ。