トーワ電機は5日、同社が運営に参画「G-DEP」より、DeepLearning専用サーバ「DeepLearning Server」を発売した。スタンダードモデルの価格は税別1,288,600円から。

縦置きでデスクサイドに設置可能なほか、横置きで19インチラック(4U)にも収納可能な2way対応のワークステーション。OSのUbuntuに加えて、DeepLearning用のツールをまとめた「NVIDIA DIGITS」などのソフトウェアをプリインストールする。

長期間の運用を考慮した部品選定や排熱設計を採用。特にグラフィックスカード周りのエアフローを改善することにより、グラフィックスカードを4枚搭載したときのファン回転数を約23%削減しつつ、GPUコアの温度が10度以上低下したという。

スタンダードモデルでは、GPUとしてNVIDIA Quadro M6000を標準で搭載。また、オプションして最大4枚のNVIDIA Quadro M6000や、NVIDIA Tesla K40の選択も可能となっている。

スタンダードモデルの主な仕様は、Intel Xeon E5-1650 V3(3.5GHz)、チップセットがIntel X99 Express、メモリがDDR4-2133 32GB(8GB×4)、ストレージが480GB SSD + 2TB HDD、GPUがNVIDIA Quadro M6000 12GB、光学ドライブがDVDスーパーマルチドライブ、電源が1500W 80PLUS SILVER、OSがUbuntu。3年間の保証が付属する。