LAPLINK 14

インターコムは31日、遠隔地からPCのメンテナンスやサポートが可能なリモートコントロールソフト「LAPLINK 14」を発表した。9月16日に発売し、価格(税別)はパッケージ版1ライセンスパックが9,800円、2ライセンスパックが15,800円、5ライセンスパックが39,500円。

LAPLINK 14を使用することで、現地で行う作業と同等の作業を、自分のPCからリモートで実行可能。主な用途として、遠隔地にあるPCのトラブル解決や、顧客へ納品した製品やシステムの保守業務などを挙げている。

今回のバージョンアップでWindows 10に正式対応し、相手先のPCがWindows 10を使用していても問題なくリモートコントロールできる。前バージョンでは有償提供だった保守サポートサービスが、1年間分無償で付与されようになった(最大5年間への拡張も可能)。保守サポートサービスでは、最新プログラムの提供や電話サポートサービスなどを提供する。セキュリティは256bit暗号化に対応。

プッシュインストール

通信回線としては、LANや電話回線などを使う。プッシュインストールをサポートしており、ホストPCからLAN上にある複数のPCへと、プログラムを自動インストール可能。大量のPCを更新する手間を省き、作業を効率化する。「バックグラウンド機能」では、リモート先のPC画面に表示することなく、DOSコマンドの実行やファイル転送などが行える。

リモートコントロール補助機能では、デスクトップペン、レーザーポインター、ホストPCマウスカーソルといった表示機能を搭載。また、ファイル転送が途中で切れても、中断箇所からデータ転送を再開することも可能だ。対応OSはWindows Vista(SP2) / 7(SP1) / 8 / 8.1 / 10、Windows Server 2008 / 2008 R2 / 2012 / 2012 R2。