Netflixは28日、第153回芥川賞受賞作「火花」を映像化し、映像配信サービス「Netflix」で独占配信すると発表した。配信時期は2016年。国内外へ向け配信される。

お笑いコンビ「ピース」の又吉直樹氏と「火花」 (C)Netflix. All Rights Reserved.

「火花」は、吉本興業所属のお笑いタレント、又吉直樹氏が執筆した青春小説。売れない芸人を主人公に、笑いを通じて人間の根本を描いた中編小説となる。Netflixは、独自に制作したオリジナルドラマシリーズやドキュメンタリー、長編映画などを視聴できる、米最大手の定額制映像配信サービス。9月2日に日本でもサービスを開始する。

Netflix日本法人 代表取締役社長のグレッグ・ピーターズ氏は、以前から「火花」の映像化を希望していたとし、「日本と世界で配信できることになったのを心より嬉しく思っています」とコメント。また、作者の又吉直樹は、「どうなるのか僕も楽しみです。早く見てみたいです!」とコメントを寄せている。