女優・上戸彩が主演を務めたフジテレビ系ドラマ『昼顔~平日午後3時の恋人たち~』が、韓国でウェブコミック化されることが27日、発表された。
同作は、昨年の7月期に放送。平日の昼間に別の男性と恋に落ちてしまう"昼顔妻"のパート主婦・笹本紗和を上戸が演じ、夫以外の男性と恋に落ちる妻たちの姿を通して、欲望と孤独、夫婦関係や家族の絆を描いた。
最高視聴率16.7%(第10話、ビデオリサーチ・関東地区調べ)を記録し、その後、世界193カ国で放送・配信された。韓国では、ケーブルテレビやインターネット配信で人気を集め、今回「ウェブトゥーン」と呼ばれる、デジタルコミックサービスで配信されることが決まった。9月1日に配信を開始し、全50話が配信される。
フジテレビの三竿玲子プロデューサーは「日本のドラマで紡いできた物語が、海を越え、メディアも越えて、新しい形で展開していけること、大変光栄に思っています」と喜びのコメント。制作途中のウェブコミックを見て「絵がすてきで、でき上がりがとても楽しみです」と語っている。
一方、配信元のレジンエンターテインメント代表ハン・ヒソン氏は「今後もフジテレビと提携して、いろんな作品のウェブトゥーン化や、日韓共同制作など日本と韓国、両国の斬新なコンテンツを制作していきたい」と、早くも次の作品の配信に意欲を示している。