米Apple、新音楽サービス「Apple Music」発表 - 6月末に100カ国以上で開始

 

米Appleは6月8日(現地時間)、同社が米国サンフランシスコで開催中の開発者向けカンファレンス「WWDC2015」の基調講演において、新音楽サービス「Apple Music」を発表した。

Apple Musicはストリーミング再生サービスの「Apple Music」、24時間ライブ放送される世界規模のインターネットラジオ局「Beats 1」、アーティストとファンの交流機能「Connect」の3つのサービスで構成される。

左から人間によってキュレーションされたおすすめ機能「For You」、音楽専門のインターネットラジオ局「Beats 1」、アーティストとファンの交流機能「Connect」

Apple Musicではユーザーのライブラリの曲がiCloudにアップロードされ、Appleが持つ3,000万局以上のカタログと合わせて自由にストリーミング再生できるようになる。また、ユーザーの設定に合わせてアップルのエキスパートがプレイリストを作成するキュレーションサービス「For You」も定供される。Siriも統合され、「1994年のベストソングは?」「2011年2月のトップソングは?」といった質問からの再生も可能になる。機械による選択ではなく、人間の手による選択がポイントとなる。

Beats 1はニューヨーク、ロサンジェルス、ロンドンからそれぞれ著名なDJが24時間規模で放送するインターネットラジオで、音楽や音楽文化について100カ国以上で全リスナーが同時に同じ番組を聞くことになる。アップル自身のミュージックラジオも、著名なDJによって幅広いジャンルの音楽から選択された曲が放送される。有料メンバーの場合は、曲を自由にスキップできるようになる。

Connectはアーティストとファンをつなぐ場として機能する、一種のSNSやミニブログといったサービス。アーティストは歌詞や写真、ビデオなどを自身のiPhoneなどから直接アップロードでき、ファンはそれらにコメントできるほか、FacebookやTwitterなどで共有もできる。

Apple Musicは月額9.99ドル(約1,250円)の有料サービスで、最初の3カ月は無料で提供される。また月額14.99ドル(約1,800円)で家族6人までが利用できるファミリープランも提供される。利用できる環境はiPhone、iPad、iPod touchと新しいバージョンのiTunesをインストールしたMacおよびWindows。今秋からはApple TVとAndroidでも利用できるようになる。

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