マンダムは、25~54歳の働く男女を対象に「男性の基本3体臭"汗臭""ミドル脂臭""加齢臭"に関する調査」を実施した。調査期間は2015年4月、有効回答者数は183名。
男性よりも女性のほうがニオイを強く感じる!?
男性の基本3体臭(汗臭、ミドル脂臭、加齢臭)それぞれのニオイの強度について男女別に調査したところ、3臭全てについて、男性よりも女性のほうがニオイを強く感じる傾向にあることがわかった。
ニオイ別に見ると、加齢臭は他の2臭よりもニオイの強度が弱くなっている。男女ともに「ニオイを感じない」という人も、他の2臭より高い。今回の調査で使用したニオイサンプルは、最もニオイ強度の強かった人のレベルに合わせていることから、加齢臭については、あまり強いニオイではないことがわかる。
続いて、ニオイの不快度について調べたところ、上記のニオイの強度と同様、男性より女性のほうが、においに対する不快率も高いという結果になった。ニオイ別で見ても、強度と同じように加齢臭の不快率は、低くなっている。
3臭のニオイを「許せる(我慢できる)」「許せない(我慢できない)」か尋ねたところ、3臭全てについて、男性より女性のほうが、非容認率が高かった。ニオイ別で見ると、加齢臭の非容認率は低く、「なんとも思わない」という人も他のニオイより顕著に高い。一方、汗臭、ミドル脂臭に対する非容認率は高く、「許せない」という回答が多かった。
ニオイ別に結果を見ると、汗臭については、男性82.6%、女性89.0%が「不快」と回答し、25~34才の女性は、100%「許せない(我慢できない)」と回答している。ミドル脂臭については、男性の75.0%、女性の89.0%が「不快」と回答しており、汗臭同様、男女ともに不快率が高いことがわかる。
一方加齢臭は、「不快ではない」と回答した人が男性で78.3%、女性で72.5%。容認度についても、男性で94.6%、女性で86.8%が「許せる」と回答しており、加齢臭は容認率(許せる)の高いニオイであることが明らかとなった。