『攻殻機動隊 新劇場版』のポスタービジュアル

6月20日に公開されるアニメーション映画『攻殻機動隊 新劇場版』の予告編が29日、劇場に先がけてWEB上で先行公開された。

公開された約60秒の動画は、「これが全ての始まり…」というナレーションからスタート。大使館で勃発した人質事件、そして総理大臣暗殺事件という戦後最大の事件を捜査する、全身義体のサイボーグ・草薙素子、バトー、トグサら攻殻機動隊のメンバーによる迫力ある銃撃戦などのアクションシーンや電脳戦が展開される。

さらに、素子の幼いころの姿など、謎に包まれた彼女の過去をにおわせる場面も登場し、素子のかつてないほどさまざまな表情を見ることができる。この予告編では、素子を演じる声優の坂本真綾が参加したユニット「坂本真綾 コーネリアス」による主題歌「まだうごく」が使用され、作品世界を盛り上げている。


同時に、4週連続で劇場来場者にプレゼントされる特典の詳細も明らかに。「攻殻機動隊」生誕25周年を記念し、過去のシリーズの複製原画(3枚入り)を、当時のデザインを再現したカット袋に封入して数量限定でプレゼントされる。特典の詳細と配布スケジュールは、6月20日から『攻殻機動隊 新劇場版』+『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』、27日から『攻殻機動隊 新劇場版』+『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』、7月4日から『攻殻機動隊 新劇場版』+『イノセンス』、7月11日から『攻殻機動隊 新劇場版』+『攻殻機動隊 S.A.C 2nd GIG』というラインナップ。

素子の過去と攻殻機動隊の結成秘話が描かれる『攻殻機動隊 新劇場版』は、総監督・キャラクターデザインは黄瀬和哉氏、脚本は『マルドゥック・スクランブル』『天地明察』を手がけた小説家の冲方丁氏、音楽はコーネリアスと『攻殻機動隊ARISE』を手がけた面々が再集結。アニメーション制作はProduction I.G、監督は野村和也氏が務める。キャストには坂本真綾、塾一久、松田健一郎、新垣樽助、咲野俊介、中國卓郎、上田燿司、中井和哉、沢城みゆきらが名を連ねている。

(C)士郎正宗・Production I.G/講談社・「攻殻機動隊 新劇場版」製作委員会