千葉商科大学は5月11日、学生食堂「The University DINING」をグランドオープンする。

学生食堂「The University DINING」(外観イメージ)

同施設は、昨年7月より建設がスタート。広さ1120.30平方メートルのフロアに350席を設け、食事はもちろん授業の空き時間や放課後も学生が自然と集まり、新しい発想が次々と創造できるような環境を目指すという。このコンセプトを実現するために、日本を代表する建築家ユニット・シーラカンスK&Hが敷地選定・企画調整・建築設計を担当した。

学生食堂は約1,000パーツの木構造LVL材(単層板積層材)を上下2段に組み、細い鉄骨柱で支える構造となっている。太陽の光は木梁天井を介して施設内を照らすため、室内は木漏れ日のような優しい光に包まれた空間になるという。平屋建てで人も行き来しやすく、3方向の透明ガラスによって中の活動も身近に感じることもできる。

木漏れ日のような優しい光が降り注ぐ(内観イメージ)

学生食堂のプロデュース・運営は、レストラン「bills」やチョコレートバー「MAX BRENNER(マックスブレナー)」などを展開するトランジットジェネラルオフィスが手がける。ロゴは表参道ヒルズのロゴを制作したダイアグラムの代表取締役・鈴木直之氏が担当した。

メニューは、栄養バランスを考え、多品目を摂ることを目的にした「プリフィックス スタイル」を採用する。地産地消に貢献するため、卒業生が手がける多古米を使用。ベーカリーメニューは、自由が丘で話題の人気カフェ「自由が丘ベイクショップ」が監修する。人気カフェ「Sign」の定番メニュー「カレー」もラインナップする。

栄養バランスを考えたメニューを提供(イメージ)

営業時間は、ランチ11:30~14:00、ベーカリー&コーヒースタンド8:30~19:00(11:30~15:00になる場合もあり)。定休日は日・祝のほか、大学の夏季休暇・年末年始等の長期休暇や大学の休校日に準ずる。