家具やインテリア雑貨などを取り扱うショップを13店舗展開するリビングハウスは、自分だけの空間をもつことができる「コロロデスク」やカラフルな「空気の器」など、 色とりどりのアイテムが揃う「トラフのいろいろ展」を開催している。会期は5月14日まで。会場は東京都・ららぽーと豊洲2Fにある「リビングハウス ららぽーと豊洲店」。

色とりどりのアイテムが揃う「トラフのいろいろ展」

同展では、自分だけの空間をもつことができるカスタマイズ家具「コロロデスク」や、空気を包みこむように形状を自由に変えられる紙の器「空気の器」など、色とりどりのプロダクトが販売されるほか、トラフ建築設計事務所監修による"空気の器のインスタレーション"が展開され、店頭エントランスには100点もの「空気の器」が吊された異空間が演出されている。ちなみに「空気の器」とは、黄色と青色を混ぜて緑色をつくりたいという思いから生み出されたプロダクト。紙の表と裏の色が反射光によって混ざり、見る角度によっても表情が移り変わるという。これまでにさまざまな色やパターンが発売され、スタンプキットで色をつけたりしてキャンバスのようにも楽しめるということだ。

なお、トラフ建築設計事務所は鈴野浩一と禿真哉によって2004年に設立。建築の設計をはじめ、ショップのインテリアデザイン、展覧会の会場構成、プロダクトデザイン、空間インスタレーションやムービー制作への参加など多岐に渡り、建築的な思考をベースに取り組んでいる。主な作品に「テンプレート イン クラスカ」「NIKE 1LOVE」「港北の住宅」「空気の器」「ガリバーテーブル」など。「光の織機(Canon Milano Salone 2011)」は、会期中の最も優れた展示としてエリータデザインアワード最優秀賞に選出されたほか、2015年「空気の器」がモントリオール美術館において永久コレクションに認定された。