特定非営利活動法人 平泉会は4月18日~23日、東京都美術館にて「平泉会選抜展」を開催する。

被る人によって雰囲気が違って見える"猫ヘッド"を体験できる (C)佐藤法雪

ネットで話題の「リアル猫ヘッド」も展示

「平泉展」は1989年、練馬区立美術館より「平和と文化のわく泉」の心と、「誰でも描けます」の合言葉で、絵画制作を一般の人々に身近なものとする目的で発足。

国立新美術館が新設された2008年に「第20回平泉展」を開催し、今年で7年目を迎えた。東京都美術館がリニューアルオープンした2012年からは、「平泉会選抜展」を開催している。

期間中は、「手づくりこそ命を元気にし未来を築く」の理念のもと、油彩・日本画・水彩・版画・写真・染色・織・キルト・書・陶芸・工芸など、様々な手作り作品(平面と立体)を展示する。

また、現在ネットなどで話題となっている、日本羊毛アート学園主任講師の羊毛フェルト作家・佐藤法雪氏の「リアル猫ヘッド」も紹介。被る人によって雰囲気が違って見える"猫ヘッド"を体験できる。そのほか、日本羊毛アート学園やカルチャースクールの生徒の作品も展示する。

展示作品の一例 (C)保坂良平

4月18日・19日 13時30分~15時には、平泉会代表・保坂良平氏による「勉強会」を開催。参加費は無料。集合場所は、会場内1室。さらに、体験コーナーとして、参加無料の「楽しい塗り絵」も実施する。

入場時間は、9時30分~17時30分(入場は17時まで)。休館日は4月20日。最終日は、13時30分閉会(入場締め切り切13時)。会場は、東京都美術館 1階 第一展示室(東京都台東区上野公園)。入場料は無料。会場では、スパニッシュギター・山田陽一郎氏のBGM演奏を実施。生演奏を聴きながら鑑賞ができる。