日本ヒューレット・パッカードは15日、第5世代Core i7プロセッサを搭載した、14型のモバイルワークステーション「HP ZBook 14 G2 Mobile Workstation」を発表した。同社オンラインストア「HP Directplus」および販売代理店などを通じ、同日より販売開始する。直販価格は税別238,000円から。
インテルの第5世代Intel Core i7、およびAMDのFirePro M4150グラフィックスを採用した、フルHD液晶の14型ワークステーション。ストレージには、M.2規格対応のPCIe接続SSD「HP Z Turbo Drive 256GB」を標準採用。米軍調達基準の「MIL-STD810G」対応設計で、端末の持ち運びが必要な設計業務などに適するという。セキュリティ機能として、TPM 1.2 Embeddedセキュリティチップや指紋認証センサーも内蔵する。
標準構成の主な仕様は、CPUがIntel Core i7-5600U(2.6GHz)、メモリがPC3-12800 8GB、ストレージが256GB SSD(M.2対応PCIe)、グラフィックスがIntel HD Graphics 5500/AMD FirePro M4150、ディスプレイが14型ワイド(1,920×1,080ドット、非光沢)。OSはWindows 7 Professional 64bit(Windows 8.1 Proダウングレード権行使)。
通信機能は10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-T対応有線LANに加え、IEEE802.11a/b/g/n/ac、Bluetooth 4.0を搭載。主なインタフェースはD-Sub×1、DisplayPort 1.2×1、USB 3.0×4(1基はチャージ機能対応)など。本体サイズはW339×D237×H21mm、重量は約1.7kg。バッテリ駆動時間は最大約10時間。