キングソフトはこのほど、オフィスソフト「KINGSOFT Office 2013」の最新バージョンを公開した。最新バージョンでは、原稿用紙機能のほか、新規関数の追加、差し込み印刷で「.doc」「.docx」「.rtf」「.html」形式へ対応した。「KINGSOFT Office 2013 Standard パッケージ(CD-ROM版)」の希望小売価格は税込5,328円。「KINGSOFT Office 2013」を使用しているユーザーは無料でアップデートができる。

KINGSOFT Office 2013 Standard パッケージ(CD-ROM版)

最新バージョンでは、原稿用紙の機能、変更履歴ウィンドウ、差し込み印刷での「.doc」「.docx」「.rtf」「.html」形式への対応、データを不正使用から保護するRMS機能、ファイルのウィンドウ表示に対応した。また、「Spreadsheets」では、新たに「RANK.AVG」「RANK.EQ」「YIELD」関数を追加したほか、ヘッダーとフッターの設定で「先頭ページのみ別指定」と「奇数・偶数別指定」に対応した。

改善された機能として、「Writer」では、アート文字を縦表示すると、句読点が横向きになる問題を修正。「Spreadsheets」では、テキストファイルを開く際にデータ区切りの設定ダイヤログを表示する機能に加え、CTRL+ショートカットキーの不具合、Excelで作成されたファイルについて、一部計算結果が非表示になる不具合、Excelで作成された.xlsx形式のファイルについて、保存時に「シート保護」状態となる不具合、Microsoft IMEの日本語入力をOFFにした状態で印刷プレビューを表示したあと、プレビュー画面を閉じるとIMEの日本語入力が「ON」になる不具合を修正した。対象OSは、日本語版 Microsoft Windows Vista / 7 / 8 / 8.1。