アイドルグループのBerryz工房が3日、東京・日本武道館でコンサート「Berryz工房 ラストコンサート2015 Berryz工房行くべぇ~!」を行った。

コンサート「Berryz工房 ラストコンサート2015 Berryz工房行くべぇ~!」を行ったBerryz工房

ハロー!プロジェクト所属の7人組アイドルグループのBerryz工房は、2004年3月3日に1stシングル「あなたなしでは生きてゆけない」でメジャーデビューをしてからこの日で11年目を迎えた。そんな記念すべき日に行われた同コンサートをもって、無期限の活動停止に入る。最後になるかもしれないライブ・パフォーマンスを見ようと約1万人を超えるファンが武道館に駈けつけ、彼女たちの姿を目に焼き付けた。

2005年3月に発表された6枚目のシングル「スッペシャル ジェネレ~ション」で幕開けした同コンサート。アンコール3曲を含めた全24曲を熱唱したが、最後のMCでは7人のメンバーが別れのあいさつ。11年間キャプテンを務めた清水佐紀は涙を流しながら「11年間Berryz工房のキャプテンをやらせてもらいましたが、ファンの皆さんから握手会で『キャプテンはメンバーだけのキャプテンだけじゃなくて私たちのキャプテンでもある』と言われ、11年間頑張ってきて本当に良かったと思いました」と振り返り、「本当にファンの皆さんのお陰で11年間突っ走ることができました。Berryz工房は今日で活動停止になりますが、永久に不滅です!」と力強く宣言した。

また、サブキャプテンの夏焼雅は「Berryz工房は世界中の皆さんに愛されています。皆さんの愛をいっぱいもらい、いっぱい幸せになれて満足です! また会えるように好きな歌を練習して、いつかまたできたらと思います!」と活動再開に意欲。同グループ活動停止後もアイドル活動を継続する嗣永桃子は「ももち自身は第2のアイドルの道を歩みますが、アイドル好きなのでBerryz工房として活動でき、よりアイドルが好きになりました。ももちの大好きなBerryz工房を大好きになってくれてありがとうございました。またいつか会える日を願ってます!」と締めくくった。

2004年1月14日に結成した同グループは、これまでシングル36枚、アルバム13枚を発表。コンサートは単独公演、ハロプロ公演、海外公演を含めて666公演を数える。