電子情報技術産業協会(JEITA)は24日、2015年1月のPC国内出荷実績を発表した。1月のPC出荷台数は前年比48.7%の51.7万台と落ち込み、8カ月連続の前年割れ。出荷台数は前年同月実績が単月で過去最高であったため、落ち込みの高さはこの反動の影響もあると同協会は分析する。

1月における全体の出荷台数は51.7万台。このうち、デスクトップPCは前年比39.3%の14万台で、内訳はオールインワン(一体型)が同43.5%の5.4万台、単体(本体のみ)が同37.0%の8.6万台となった。ノートPCは同53.5%の37.7万台。モバイルノートが全出荷台数のうちノートPCが占める割合は72.9%となった。

出荷金額は、前年比52.4%の431億円。このうちデスクトップPCは同45.8%の123億円、ノート型は同55.7%の308億円となった。

統計の参加企業は、アップルジャパン、NEC、セイコーエプソン、ソニー、東芝、パナソニック、日立製作所、富士通、ユニットコム、レノボ・ジャパンの計10社。

JEITA発表資料「2015年1月パーソナルコンピュータ国内出荷実績」