女優の栗山千明が、4月スタートの山下智久主演ドラマ『アルジャーノンに花束を』(TBS系 毎週金曜22:00~)でヒロイン役を務めることが22日、明らかになった。また、俳優の窪田正孝、工藤阿須加らの出演も決定した。

ダニエル・キイス/小尾芙佐訳『アルジャーノンに花束を』(ハヤカワ文庫)」

ダニエル・キイスの原作小説は、超知能を手に入れた青年の喜びと孤独を通して、人間の心の真実に迫る物語。今までに3度の映画化、舞台化、国内でのテレビドラマ化を果たした名作が、『高校教師』『未成年』『聖者の行進』などのヒットドラマを生み出してきた野島伸司脚本で日本を舞台とする現代版に生まれ変わる。そして、28歳だが知能は6歳児並という精神遅滞者で、手術により天才的な知能を手に入れるという主人公・白鳥咲人を山下智久が演じる。

このたび、山下演じる主人公・咲人が恋心を抱くヒロイン・望月遥香役に、山下とは初共演となる栗山千明が決定。栗山は「野島さんの作品に参加できる事を誇りに思います。私も野島さんの作品を見て育ってきた一人です。たくさんの感情を突き動かせてくれるドラマに心が震えました」と野島作品出演を喜び、「『アルジャーノンに花束を』を見て下さる方にも、心震えてもらえるよう精一杯、頑張ります」と意気込んでいる。

また、咲人の同僚である柳川隆一役、檜山康介役として、窪田正孝と工藤阿須加が出演。遥香の同僚・小久保一茂役にはSexy Zoneの菊池風磨、障害がある咲人に好意を抱く女子大生・河口梨央役には谷村美月、梨央の同級生で親友・小出舞役には大政絢が決定し、久々の野島作品登場となるいしだ壱成、河相我聞も出演する。

さらに、咲人の母・白鳥窓花役には草刈民代、亡くなった咲人の父親代わりで咲人の一番の理解者・竹部順一郎役には萩原聖人、咲人に知的能力を向上させる脳外科手術を施し、咲人に対して捻じれた愛情をもつ蜂須賀大吾役には石丸幹二が決定。中原丈雄も特別出演を果たす。