JR東日本は16日、新幹線・在来線の一部列車の車内販売サービス終了と、新幹線の一部列車で実施している「グリーンアテンダント」によるサービスの終了を発表した。
近年、JR各社の在来線特急列車を中心に車内販売の終了が相次いでおり、JR東海はすべての在来線特急列車で車内販売を取りやめ、JR西日本やJR九州も一部特急列車で車内販売を終了した。JR四国は現在、特急「しおかぜ」の丸亀~観音寺間、特急「南風」の丸亀~琴平間で弁当などの車内販売が行われるのみ。JR北海道も、今年から特急「スーパーとかち」の車内販売・グリーン車サービスを取りやめた。
JR東日本も現在の利用状況を踏まえ、新幹線・在来線の一部列車で車内販売の営業を終えることに。対象となる列車は、在来線の特急「フレッシュひたち」「成田エクスプレス」と、東北新幹線「なすの」、上越新幹線「たにがわ」、山形新幹線「つばさ」の山形~新庄間で、各列車とも今年3月13日をもってサービス終了となる。なお、常磐線特急「フレッシュひたち」に代わり3月14日から運行開始される特急「ときわ」も、車内販売の営業は行わない。
あわせて新幹線「はやぶさ」「はやて」「こまち」で実施されてきた「グリーンアテンダント」(グリーン車利用者へのサービスを専門に行うスタッフ)によるサービスの終了も発表された。こちらもサービス終了時期は今年3月13日とされている。