一太郎2014 徹 プレミアム

ジャストシステムは13日、同社の日本語ワープロソフトウェア「一太郎」シリーズの一部に脆弱性の存在を確認したとして注意を喚起した。

この脆弱性を悪用した攻撃が成功した場合、悪意のある第三者がシステム管理者の権限でPCを制御し、不正プログラムのインストール、データの変更や削除など任意に操作する可能性がある。

該当製品は一太郎2014 徹、一太郎2013 玄、一太郎2012 承、一太郎2011 創/一太郎2011、一太郎Pro 2、一太郎Pro、一太郎Government 7、一太郎Government 6、一太郎2010、一太郎ガバメント2010、一太郎2009、一太郎ガバメント2009、一太郎2008、一太郎ガバメント2008、一太郎2014 徹 体験版、一太郎Pro 2 体験版。

同社はアップデートモジュールを公開しており、導入を強く推奨している。また、体験版については、一度体験版をアンインストールした後に、改めて最新の体験版をダウンロードする旨を告知している。

合わせて、アップデートモジュールの導入にかかわらず、 身に覚えのない電子メールに添付されている一太郎の文書ファイルや、信頼性が保証されていないWebサイトなどでダウンロードした一太郎の文書ファイルを開かないよう、注意を呼びかけている。