米Microsoftは29日(現地時間)、同社初のウェアラブル端末「Microsoft Band」、健康管理プラットフォーム「Microsoft Health」を発表した。リリース時点では米MicrosoftStoreにて数量限定で販売し、199ドル(約22,000円)で提供される。

Microsoft Band。スクリーンのカラーはユーザー側で変更できる

「Microsoft Band」は、GPSや心拍計、紫外線モニタなどを内蔵するフルカラーのタッチスクリーン付き腕輪型ウェアラブル端末。スマートフォンやタブレットなどのBluetooth搭載機器と連携し、心拍数やカロリー、睡眠などをモニタリングして健康管理に役立てるほか、メールのプレビュー表示やカレンダーに登録した予定のアラートにも対応する。Windows Phone 8.1とペアリングした場合、音声アシスト「Cortana」にもアクセスできる。

接続はBluetooth 4.0 LE。ディスプレイは1.4インチで、解像度は320×106ピクセル。バッテリ駆動時間は通常使用時で48時間。センサーは心拍計、3軸加速度/ジャイロ、GPS、照度、体温計など。

「Microsoft Band」の構成

「Microsoft Health」は、健康・フィットネスデータを集め、統合するクラウドサービス。カロリーや心拍数など、Microsoft Healthに保存されたデータは統合され、ユーザーは「最もカロリーを消費するエクセサイズ」などの分析が提供される。31日時点ではAndroid、iOS向けの「Microsoft Health」アプリが公開中。対応OSはAndroid 4.2以降、iOS 7.1以降。Windows PhoneではWindows Phone 8.1 updateで動作する。

「Microsoft Health」のイメージ