JR北海道は28日、特急「スーパーとかち」の車内サービス変更について発表した。11月1日をもってワゴンサービスでの車内販売を終え、1月1日から車内販売・グリーン車サービスともに取りやめとなる。

特急「スーパーとかち」

特急「スーパーとかち」はキハ261系を使用し、札幌~帯広間で5往復運転される。11月1日以降、同列車の車内サービスは、客室乗務員が各車両を巡回するワゴンサービスでの車内販売から、1号車販売コーナーで販売スタッフによる車内販売(待受販売)に変更される。ただし、同日の帯広駅発の特急「スーパーとかち2・4号」については、前日に札幌から乗務した客室乗務員の復路となるため、客室乗務員によるワゴンサービスでの車内販売を行う。

11月1日から12月31日までの期間、特急「スーパーとかち」の車内販売は現金のみの支払いとなり、「Kitaca」など交通系ICカードの電子マネーは利用不可となる。グリーン車サービス(おしぼり、ドリンクサービスなど)は1号車の販売スタッフにより実施され、「毛布をご希望の際は、1号車に乗務している販売スタッフにお声かけください」「雑誌については、グリーン車内にありますので、ご自由に利用してください」とのこと。

来年1月1日から車内販売・グリーン車サービス(おしぼり、ドリンクサービス、毛布、雑誌)が取りやめとなり、これにともない「JR北海道とレインポイントサービス」のトレポプラス特典である車内コーヒーサービスも提供終了。「スーパーとかち」車内で弁当や飲料を購入できなくなることから、「ご乗車の前に、駅売店、自動販売機などでお買い求めいただきますようお願いいたします」(JR北海道)としている。