茨城県・筑波サーキットで6日、「第25回 メディア対抗ロードスター4時間耐久レース」が開催された。4日に世界初公開されたマツダの新型「ロードスター」が展示され、決勝を前に同車の"サプライズ走行"も行われた。
「メディア対抗ロードスター4時間耐久レース」は、初代「ロードスター」が発売された1989年から毎年開催され、普段は取材する側のメディアが自らチームを組み、レース仕様の「ロードスター」で4時間の耐久レースに挑む。今年は20チーム以上がエントリーし、予選を経て16時から決勝が開始された。
同レースの会場となった筑波サーキットでは、パドック内の特設ステージに隣接して「MAZDAブース」が設けられ、2日前に世界初公開されたばかりの新型「ロードスター」を展示。観客の注目を集めていた。
決勝が始まる直前、同車はスタッフの後押しでコースへ。多くの観客が見守る中、エンジンを始動させ、先導車としてコースを走行した。ドライバーを務めたのはマツダ商品本部主査の山本修弘氏。突然の"サプライズ走行"に観客らも興奮した様子で、走行中以外、同車の周囲はつねに多くの人々が集まっていた。
4代目となる新型「ロードスター」は、2015年からグローバルに導入予定。「SKYACTIV技術」と、デザインテーマ「魂動 - Soul of Motion」を採用し、オープンカーならではの気持ち良さを堪能できる外観・内装デザインに。歴代「ロードスター」の中で最もコンパクトなボディサイズとなり、現行モデル比で100kgを超える軽量化も実現したという。