『ドラゴン・タトゥーの女』『ソーシャル・ネットワーク』のデヴィッド・フィンチャー監督最新作で、ニューヨーク映画祭のオープニング作品に決定している『ゴーン・ガール』が12月12日に日本公開されることがこのほど、明らかになり、予告編も公開された。

『ゴーン・ガール』場面写真

『ゴーン・ガール』は、現代の夫婦が抱える秘密を暴くサイコロジカル・スリラー。完璧な夫婦のはずだった夫ニックと妻エイミーだが、結婚5周年を迎えたばかりのニックは、エイミーが失踪したと通報する。警察と過熱するメディア報道に追いつめられ、ニックが語る幸福な結婚生活は崩れ始め、うそやごまかしを重ねるニックに人々は疑問を抱き始める。

このたび公開された映像は、「妻のエイミーは3日前から行方不明です」とニックが発表する場面からスタート。エイミーとの幸せな時間や口論する場面、そして、捜索の様子、「ニック・ダン 妻を殺害か?」という報道が流れるシーンなどが描かれ、ラストでは「私は妻を殺してない」と無実を主張する。そして、映像の全編にエルビス・コステロの「SHE」が流れ、雰囲気を盛り上げている。

ニックを演じるのは、俳優のベン・アフレック、エイミーは女優のロザムンド・パイクが演じる。ロザムンドは「小説のストーリーや、テーマが素晴らしい。私たちは、それらをとことん探索し、深く追求していったつもり」と、自信を見せている。

なお、本作は、アメリカで600万冊以上を売り上げ、NYタイムズベストセラーランキング第1位を記録したギリアン・フリンの小説を原作とする映画。また、9月26日より開催される第52回ニューヨーク映画祭のオープニング作品を飾ることが決定している。

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