プリンストンは14日、ATN製のHDMI分配器「VS1818T」と「VS1814T」と、対応受信機「VE812R」を発表した。8月19日より発売する。希望小売価格(税別)は「VS1818T」が320,000円、「VS1814T」が230,000円、「VE812R」が32,000円。

VS1818T

「VS1818T」

背面

「VS1818T」は、カテゴリ5eのLANケーブルに対応した8ポートHDMI延長分配器。HDBaseT延長テクノロジーを採用しており、1系統の入力ソースに含まれるHDMI信号とHDCP情報を、カテゴリ5e対応ポートを通して8台に分配し延長する。

4K2K解像度にも対応。EDID選択機能では、HDMIソースデバイスに対して継続的で信頼性の高いEDIDデータ中継を行うことができる。最大伝送速度は3.4Gbps。最大対応解像度は4K×2K(60fps)。Dolby True HDおよび、DTS HD Master Audioに対応する。

映像機器との延長距離は最大5m。映像入力インタフェースはHDMI×1。映像出力インタフェースはHDMI×1、有線LANポート×8。本体サイズはW261.1×D432.4×H44mm、重量は2.15kg。

VS1814T

「VS1814T」

背面

「VS1814T」は、カテゴリ5e対応ポートが4ポートのモデル。仕様はほぼ共通で、相違点は重量が2.1kg。

VE812R

「VE812R」

「VE812R」は、「VS1818T」と「VS1814T」用のレシーバー。カテゴリ5eケーブル1本で接続でき、HDMI信号を最大100mまで延長できる。映像出力インタフェースは、HDMI×1、有線LANポート×1。本体サイズはW141.7×D103×H30mm。