ベンキュージャパンは23日、明るさ4,000ルーメンクラスのプロジェクタとして、4,000ルーメンの「MX768」と4,200ルーメンの「MW769」を発表した。7月28日より発売する。価格はオープンで、店頭予想価格(税別)は「MX768」が115,000円前後、「MW769」が125,000円前後。

MX768

「MX768」は4,000ルーメンの明るさを備え、1,024×768ドット(XGA)解像度に対応するプロジェクタ。大会議室といった蛍光灯を点けている部屋でも、明るくメリハリのある画像を出力できる。新機能として、黒板などの湾曲した投写面や四隅の歪みを補正する「サーフェスフィット」と「コーナーフィット」機能を搭載。縦横の台形補正と組み合わせることで、画面の歪みを補正する。

MX768

LANディスプレイ機能では、ネットワーク上にある最大8台のPCを使用でき、最大4画面の同時投写などが可能。そのほか、ランプの長寿命化が可能なスマートエコモードや、テキサス・インスツルメンツ社の色彩深度向上技術「BrilliantColor」、ダイレクトパワーオン機能などを搭載する。

主な仕様は、投写方式がDLP、画素数が1,024×768ドット(XGA)、輝度が4,000ルーメン、コントラスト比が13,000:1、光源が310W、光源寿命が標準で最大2,500時間、エコノミーで最大3,000時間、スマートエコで最大3,500時間、画面サイズが33~300型で、アスペクト比が4:3、投写距離が40インチで約1.13~1.84m、60インチで約1.7~2.76m、80インチで約2.26~3.67m、100インチで約2.82~4.59m、対応解像度が640×480(VGA)~1,600×1,200ドット(UXGA)。

映像入力インタフェースはHDMI×2、D-sub×2、Sビデオ×1、コンポジットビデオ×1。映像出力インタフェースはD-sub×1。USB Aポート×2、USB Bポート×1と、20Wのスピーカーを搭載する。投写位置はフロント / リア / テーブル / 天吊り。マニュアルで縦方向±30度 / 横方向±25度の台形補正が可能で、光学ズームは約1.6倍、2倍のデジタルズーム機能も搭載する。本体サイズはW329×D256.2×H137.2mm、重量は約3.9kg。

MX769

MX769

「MX769」は、4,200ルーメンの明るさをもち、1,280×800ドット解像度に対応するモデル。機能と仕様は「MX768」とほぼ共通。相違点は、画面サイズが31~300型、アスペクト比が16:10、投写距離が40インチで約1.25~1.87m、60インチで約1.87~2.8m、80インチで約2.5~3.74m、100インチで約3.12~4.67m、光学ズームが1.5倍。