ASUSTeK Computer(ASUS)は18日、ゲーミング向けの新ブランド「STRIX(ストリクス)」シリーズを、日本市場に投入すると発表した。第1弾として、NVIDIA GeForce GTX 780搭載グラフィックスカード「STRIX-GTX780-OC-6GD5」、AMD Radeon R9 280搭載グラフィックスカード「STRIX-R9280-OC-3GD5」の2製品を投入する。

テックウインドやアユートなどの代理店を通じ販売し、販売開始は7月19日から。価格はいずれもオープン。店頭予想価格は、「STRIX-GTX780-OC-6GD5」が80,000円前後、「STRIX-R9280-OC-3GD5」が39,000円前後。

STRIXシリーズロゴ

今後、ゲーミング用マウスパッドやヘッドセットなども投入予定

いずれも、GPU温度が65度以上でのみファンが動作する"準ファンレス"のグラフィックスカード。Webブラウザの使用や音楽を聴くなど負荷がかからない作業であれば基本的に無音で動作し、3Dゲームなど負荷が高い状況では、ヒートパイプをGPUに密着させた独自クーラー「DirectCU II」が作動する。DirectCU IIには直径10mm×1本、8mm×2本、6mm×2本の計5本のヒートパイプやデュアルファンを搭載する。

また、GPUのベースクロックなどを引き上げたオーバークロック仕様となっており、リアルタイムのハードウェアモニタ&OCツール「GPU Tweak」も付属する。

STRIX-GTX780-OC-6GD5

GeForce GTX 780搭載カード「STRIX-GTX780-OC-6GD5」の主な仕様は、GPUコアクロックが889MHz(定格863MHzからクロック向上)、GPU Boost時クロックが941MHz(定格900MHzからクロック向上)、メモリクロックが6,008MHz。メモリは384bit接続のGDDR5 SDRAM 6GB。PCとの接続インタフェースはPCI Express 3.0 x16。画像端子はDisplayPort×1、HDMI×1、DVI-I×1、DVI-D×1。ほか補助電源として8ピン×1、6ピン×1が必要で、カードは2スロット厚。

STRIX-R9280-OC-3GD5

Radeon R9 280搭載カード「STRIX-R9280-OC-3GD5」の主な仕様は、GPUコアクロックが980MHz(定格933MHzからクロック向上)、メモリクロックが5,200MHz(定格5,000MHzからクロック向上)。メモリは384bit接続のGDDR5 SDRAM 3GB。PCとの接続インタフェースはPCI Express 3.0 x16。画像端子はDisplayPort×1、HDMI×1、DVI-I×1、DVI-D×1。ほか補助電源として8ピン×1、6ピン×1が必要で、カードは2スロット厚。