ペガシスは、「Adobe Premiere Pro CC 2014」上でH.264/AVC エンコードをダイレクトに使用可能にするPremiere Pro CC専用機能拡張プラグイン「TMPGEnc Movie Plug-in AVC for Premiere Pro」を発売した。価格は税別7,400円。同社の動画系製品を使用しているユーザーには、優待販売(税別5,920円)が用意されている。

Adobe Premiere Pro CC 2014専用機能拡張プラグイン「TMPGEnc Movie Plug-in AVC for Premiere Pro」

同プラグインは、ビデオ編集ソフト「Adobe Premiere Pro CC の出力フォーマットに、同社の出力エンジンによる「H.264/AVC」出力機能を追加するためのもの。インストールすると、ペガシスエンコーダーエンジンでのAVC/H.264出力時に「書き出し設定」内の形式一覧から直接選択が可能となり、タイムラインからダイレクトに出力できるという。メインエンコーダーには、YouTubeやFacebook等でも採用されている「x264」を採用。MP4、MPEG-TS、MKVといったコンテナ選択はもとより、映像またはDolby DigitalやAACなど音声のエレメンタリストリーム出力も可能ということだ。

また、Blu-ray向け、AVCHD向け、モバイルデバイス向けといった各種テンプレートを搭載。規格に合わせたパラメータ設定など専門的な知識のないユーザーでも、各種デバイスに準じた出力を簡単に行えるようになっている。さらに、音声エンコーダーは、Dolby Digital、AAC、MP3といった一般的なものに加えて、mp2やFLAC(MKVコンテナ、elementary出力時のみ)にも対応。AAC音声のエンコードエンジンには「Fraunhofer IIS」のエンコーダーを採用するなど、音質においても妥協していないということだ。

なお、対応OSは、Windows 7 SP1、8、8.1(すべて64bit版)で、「Adobe Premiere Pro CC 2014」がインストールされている必要がある。ちなみに、14日間試用できる体験版を同社のWebページからダウンロードできる。