アイ・オー・データ機器(以下、アイ・オー・データ)と石川コンピュータ・センター(以下、ICC)は6月20日、アイ・オー・データのNAS(ネットワーク接続型ハードディスク)と、ICCが提供するクラウドサービス「BCPリモートバックアップサービス」の相互接続性を確認、連携していくと発表した。

「HDL-XRW」と「BCPリモートバックアップサービス」の連携

両者の連携により、オフィス内のNASに格納したファイルは、NASの保存先設定を追加するだけで、「BCPリモートバックアップサービス」を利用できるようになる。これにより、オフィスにバックアップソフトウェアは不要となり、顧客はデータをNASの対象フォルダへの保存だけで、NASがデータセンターに自動バックアップを行う。

クラウドストレージはビジネスの拡大に応じてデータ容量をフレキシブルに変更できる上、災害や故障などで、万が一装置自体が復旧できない場合でも、新たなNASに初期設定を行うだけで、速やかにデータを復旧できる。対応機種は「HDL-XRW」シリーズ。

「HDL-XRW」シリーズ

両社は、今後発売されるNASにおいても、随時相互接続検証を行い、BCPリモートバックアップサービスと連携可能なNASのラインアップ充実を図るとともに、地域企業連携のつながりを強化し、相互の連携ソリューションにより顧客のBCP対策を支援していく。