モデルでタレントの"くみっきー"こと舟山久美子が、27日に放送されたテレビ朝日系のバラエティ番組『中居正広のミになる図書館』(毎週火曜23:15~24:15)で、読者モデルとしての出演料が時給1,000円であることを明かした。
読者モデルは、通常のモデルと違ってメイクやスタイリングを自前でやることが多ことから、人気が出て登場ページ数が増えると、それに伴い出費も増加するという。舟山は「私が1番読モのピークだった時は、1企画30万円とか飛んじゃうこともありました。私服企画で30体とか組まなきゃいけないことも」と振り返り、「(すべて)自前です」。ブランド側からの衣装提供を受けることもあるが、1つのブランドに集中するとスタイリングにも影響が出てしまうため、「(モデルは)リアルを突き詰めなきゃいけない」と自腹で用意していた。
番組では読者モデルの出演料についても取り上げられた。舟山は「基本的に雑誌になると時給制になる」と言い、「時給1,000円です」と告白。「好きじゃないとできない」という舟山に、共にゲスト出演した後輩モデルの松本愛も同意しながら、「今出させていただいている雑誌は(時給)1,000円です」とコメント。松本いわく、最近では早朝からの撮影が深夜に及んだ場合でも、実働時間に関わらず日給1万円程度に抑えられてしまうのだという。
ところが悪い話ばかりではなく、人気が出ると"おいしい"仕事も。それがカラーコンタクトレンズやつけまつ毛などの商品プロデュースで、舟山も「(モデルの)みんなが憧れるのがプロデュース業」と断言する。「私も今、いろいろやらせてもらっています」と言う舟山にとって、これまでで一番のヒット商品はしまむらとのコラボで販売したデニムのショートパンツ。1着1,900円のパンツが、わずか2日間で5万着売れた。単純計算で9,500万円の売り上げ。プロデュース業は歩合制で、明確な額は明かされなかったが手掛けた商品の売り上げの内、数%が舟山の収入になるという。
現在23歳の舟山は、17歳の時に渋谷でスカウトされ、数々のファッション誌でモデルとして活動。雑誌『Popteen』のモデルとして人気を博し、同誌の連続表紙起用は2009年3月号から2010年7月号までの17回を記録。通算でも32回の表紙を飾るなど、人気モデルとしての地位を確立し、現在でも第一線で活躍している。