JR西日本は28日、寝台特急「トワイライトエクスプレス」の運行終了について発表した。今年でデビュー25周年を迎える同列車は、来年春で運行を終えることになった。
「トワイライトエクスプレス」は1989(平成元)年7月、団体専用列車として運転開始。同年12月から臨時列車となり、一般販売が開始された。現在は日本海側の路線を経由して大阪~札幌間を結び、24系客車10両編成(電源車1両を含む)で、「スイートルーム」「ロイヤルルーム」(ともに1・2号車)などの設備を持つ豪華寝台特急として知られる。
JR西日本は同列車に関して、「車両の老朽化により2015年春の運転をもって運行を終了します」と発表。あわせて2014年10月から2015年2月までの運転計画(予定)も明らかにしている。なお、10月以降は北海道新幹線開業に向けた設備検査などにともない、一部の運転日において列車の運転時刻の変更が発生するとのこと。
10月以降、大阪発札幌行の列車の運転日は、10月1・3・4・7・8・10・11・14・15・17・18・20・21・22・24・27・28・29・31日、11月1・4・5・6・8・12・14・17・20・21・22・24・26・27・28・29日、12月1・3・4・5・8・10・11・12・13・15・17・18・19・20・22・23・24・25・26・27日、1月5・6・10・13・14・19・21・22・23日と、1月26日から2月28日まで日曜日を除く毎日。うち11月12・17・27・29日と1月13・19・21・23日は時刻変更が発生する。札幌発は大阪発の翌日に運転される。
「トワイライトエクスプレス」の運行終了日も含めた2015年3月以降の運転計画については、「決定次第お知らせします」(JR西日本)としている。