南海本線・空港線の特急「ラピート」用車両50000系の外観を赤色に変更した「機動戦士ガンダムUC × 特急ラピート 赤い彗星の再来 特急ラピート ネオ・ジオンバージョン」が、26日から運行されている。

赤色の外観となった特急「ラピート」

この企画は空港線(泉佐野~関西空港間)開業20周年、特急「ラピート」運行開始20周年を記念し、映画『機動戦士ガンダムUC(ユニコーン) episode 7 「虹の彼方に」』(5月17日公開)とのタイアップで実現した。

南海50000系1編成(第2編成)を対象に、外観を従来の濃紺から赤色に変更。映画に登場するフル・フロンタル率いる組織「ネオ・ジオン」をイメージしており、随所に『機動戦士ガンダムUC』の世界観を表したデザインが用いられている。フル・フロンタル、ミネバ・ラオ・ザビ、アンジェロ・ザウパーの登場人物3人の専用席も、5号車(スーパーシート)に設置された。

運行開始された26日には、難波駅でセレモニーが開催され、フル・フロンタル役の声優、池田秀一さんが出席。赤色の特急「ラピート」は11時30分に同駅を発車した。26・27日ともに1日あたり計12本の「ラピート」に赤色の編成が使用されたという。

「機動戦士ガンダムUC × 特急ラピート 赤い彗星の再来 特急ラピート ネオ・ジオンバージョン」は6月30日までの期間限定で運行され、対象列車の時刻は特設サイトにて公開される。なお、同列車の運行に合わせて、南海電鉄では記念特急券引換券や記念入場券、記念グッズを発売。各種タイアップ企画も展開するとしている。