三井不動産は19日、神奈川県武蔵小杉駅直結の商業施設「ららテラス 武蔵小杉」をオープンする。17日にはプレス向けの発表会が行われた。
13路線が利用できる
同施設は、武蔵小杉駅直結の商業施設エリア「小杉コアタウン」の一施設。「上質で高感度なライフスタイルを提案」することを目指しているという。半径3kmが主要な商圏だが、その他にも駅利用者をターゲットにしているとのこと。同駅では、東急東横線をはじめとした13路線が利用可能だ。
「ららテラス」とは、三井不動産が手がける新しい商業施設。同施設は水平性を強調したデザインに仕上げることで、隣接する「パークシティ武蔵小杉」との調和を図っている。施設内のデザインは「武蔵野の森」がコンセプト。アースカラーと木調をベースに演出した。
日本1号店もオープン
同施設の店舗は、同じく武蔵小杉駅に直結している「武蔵小杉東急スクエア」と相互補完の関係になるように配置している。開業前から協議を重ねてきたという。
1階には、食とファッションアイテムが並ぶ。「小杉マルシェ」のエリアには生鮮専門店、惣菜店、スイーツ店、ベーカリーなどをそろえ、デパ地下のエッセンスを身近に楽しめるようにしているとのこと。
2階はファッションとデイリーアイテムのフロア。ファッションブランド「SHIPS」が展開するライフスタイル型セレクトショップが国内2号店目としてオープンする。
3階は雑貨やファッションを扱う。青山商事が30代の男女をターゲットにしたビジネスアイテムと女性向けのオフィスウェアを提案する「NEXT BLUE」も出店。日本1号店となる。
4階には、趣味や住まい、健康に関する施設がある。内科や小児科など5科の専門院を設置。三井不動産グループが住まいや暮らしに関わるニーズについて対応する、「三井の住まいモール」もある。
場所は、神奈川県川崎市中原区新丸子東3丁目1302番。営業時間は10時~21時(一部店舗では異なる)。詳細は同施設Webサイトで確認できる。