岡山県健康推進課はこのほど、「未成年者喫煙防止DVD~未成年者の喫煙ゼロを目指して~」(アニメ版及び実写版)を作成した。同課が今年度から実施している健康寿命延伸プロジェクト事業において岡山県立大学デザイン学部と連携してつくられたもの。
アニメ版(約7分20秒)のタイトルは「たばこはダサい」。「たばこを吸うことは、"ダサい""格好悪い"という社会的イメージを未成年者に与える」をコンセプトとしている。主人公の男子高校生は校内で人気のバスケットボール選手だったが、女子生徒にたばこを吸っている姿を見られてしまい、格好悪いと嫌われてしまうというストーリー。
実写版(約8分)は「僕は吸わない! 大切な人のために」というタイトルで、喫煙による健康被害を家族の目線で表現した。肺がんになったことから、若い頃からたばこを吸い続けてきたことを後悔している父親が、高校生と中学生の子どもたちにたばこを吸わないよう諭す内容となっている。
教育庁等と連携して、小・中・高等学校などの教育関係機関で活用してもらうほか、未成年者の喫煙防止に取り組む関係団体等に配布し、喫煙防止の教材として活用を図るという。
映像は「晴れの国おかやまチャンネル(You Tube)」の「未成年者喫煙防止『たばこはダサい』」、「未成年者喫煙防止『僕は吸わない! 大切な人のために』」として公開されている。