エイチームのグループ会社・引越し侍はこのほど、同社が運営する引越し比較・予約サイト「引越し侍」の利用者を対象に実施したアンケート結果を元に、引越し時の「衣装ケース」保有数ランキングを公開した。
家族世帯は単身世帯の2倍
同調査は2012年12月~2013年1月の期間に行われ、5,000件の有効回答を得た。まず、衣装ケースの平均所有数について尋ねたところ、全体の平均は2.5個となった。世帯別では、家族世帯は3.6個、単身世帯は1.9個となり、およそ2倍の差が見られた。
首都圏に続いたのは北海道・東北
単身・家族を含めた全体の衣装ケースの保有数が最も多かった都道府県は、神奈川県で2.72個だった。以下、東京都が2.68個、千葉県が2.67個、埼玉県が2.65個で続き、上位を首都圏が独占する結果となった。
首都圏に続いて上位にランクインしているのは青森県(2.60個)と北海道(2.59個)だった。特に青森県は、単身のみでも3.70個で2位、家族でも4位と、首都圏に食い込む形となっている。寒い地域はかさばる冬服の割合が多くなるため、ボリュームが増えることから衣装ケースの保有数も多いと考えられる。
ランキング下位には、岐阜県(1.94個)、福井県(2.00個)、新潟県(2.09個)、群馬県(2.13個)が並んだ。これら下位の県は、持ち家率が高いことが共通している。同社は、持ち家の一戸建てや分譲マンションは収納スペースが充実していることが多いため、衣装ケースを使わなくても衣類を収納しておけるからではないか、と見ている。