雪のバレンタインとなった2月14日、東京・秋葉原UDXの屋外広場で、企業キャラクターやアニメ作品の公式痛車の展示イベント「秋葉原痛車フェスタ2014」が、6日間の会期でスタートした。

横殴りの雪が降る生憎の空模様となった「秋葉原痛車フェスタ2014」初日。それでも高級外車が痛車になるという噂を聞きつけ、多くの人が撮影のため会場を訪れた

今回のイベントで展示される車両はベンツのAクラスをベース車両に使用した『WHITE ALBUM2』、文化放送のインターネット放送『超!A&G』で放送中の『東京!あませらげ!』でパーソナリティを務める「DXR-0 レイちゃん」のベントレーコンチネンタルGT、痛車施工などを行うJIOくりえいとの公式キャラクター「轟 來夢」のスバル レガシィをベースとした3台の痛車となっていた。今回のイベントはバレンタインを記念したもので、開催する3日間の各日1,000枚ずつ、「DXR-0 レイちゃん」のメッセージカード付きのチョコレートが配布されるという。

ベントレーコンチネンタルGTをベース車両にした「DXR-0 レイちゃん」仕様の痛車

初日の14日は未明から降り始めた雪の影響もあり、車両を撮影するには最悪のコンディションとなっていたが、展示が通勤時間前からはじまっていたこともあり、通勤途中のサラリーマンや観光客が撮影をしていく姿が見られた。中でも、注目を集めていたのは、国内でも数少ない高級外車をベースに使用した「DXR-0 レイちゃん」仕様の痛車。ベースとなっている車両のメーカーベントレーはイギリスの女王エリザベス2世の公用車として使用されたこともある超高級車で、今回、痛車化されているコンチネンタルGTは、新車の車体価格が2,000万円以上。記念写真を撮影する人からは「ベントレーも痛車化される時代なのか……」といった声もあがっていた。

UDXのタリーズの店頭には、ベンツAクラスを使った「WHITE ALBUM2」公式痛車の天井部分にはうっすらと雪が積もっていた

JIOクリエイトのスバルレガシィは、リア・ウイングに雪が積もって真っ白

展示は、各日9:00~17:00となっているが、チョコの配布は11:00以降。各日先着1,000人となっており、予定枚数に達し次第終了する。