ソニーマーケティングが提供する電子書籍ストア「Reader Store」は7日、今後も国内でのサービス提供を継続すると発表した。6日に明かされた同社PC事業の売却および、米国時間6日付で発表された、Reader Storeの米国・カナダへの提供終了の報を受けたものと思われる。

Reader Store

「今後ご提供予定のサービスのほんの一部をご案内」と題された発表では、2014年春に、従来電子コミック・雑誌のみの対応だったiOS版アプリで、書籍コンテンツの閲覧に対応。発売と同時に購入手続き不要で雑誌が配信される「自動購読サービス」のリリースも予定する。

また、夏頃にかけ、PCでコンテンツを閲覧できるサービスを準備するほか、「PlayStation Vita」版アプリで雑誌や書籍の閲覧に対応する予定だ。

なお、米Sony Electronicsは、米国時間6日付でReader Storeの米国およびカナダへの提供を3月末に終了すると発表。Reader Storeの電子書籍ライブラリは、楽天子会社Kobo提供の電子書籍サービス「Kobo」へ3月後半に移管し、ユーザーにはKoboの利用を促している。