女優・片平なぎさが、檀れい主演のフジテレビ系ドラマ『福家警部補の挨拶』(毎週火曜21:00~21:54)で、2月4日に放送される第4話に犯人役としてゲスト出演することが21日、明らかになった。
壇が刑事役で主演を務め、初回14.2%と好スタートを切った同ドラマは、毎回ゲストとして出演する殺人犯のキャスティングが話題。反町隆史、富田靖子、北村有起哉に続く第4話には、フジテレビ系ドラマ『山村美紗サスペンス 赤い霊柩車シリーズ』などで犯人を追い詰める役の印象が強い片平なぎさが出演する。演じるのは谷元酒造社長の谷元雫で、彼女は先祖から受け継いだ酒「月の雫」を守り抜くために犯行に及んでしまう。
片平に出演のオファーをしたプロデューサーの貸川聡子氏は「片平さんと言えば、言わずとしれた2時間ドラマの女王として、探偵&刑事役でおなじみの方。その強い存在感が、真逆の犯人役を演じていただいた時にどう作用するか。檀さんとの化学反応も期待して依頼しました」と狙いを語った。
片平は「犯人役は数少ないので、楽しんではいけないですが役者としてはどちらの側も演じられる人間でありたい。心のどこかで楽しんでいる面もありますね」とコメント。犯人が先に明らかになる倒叙ミステリーという形式については「感情表現をあからさまに行ってしまうと視聴者の方々が"福家警部補に悟られないのはおかしい"と思ってしまうでしょうし、かといってひょうひょうとしていられるほど極悪犯でもないし」と悩みながら演じたことも打ち明けた。