プロインタビュアーの吉田豪氏が、15日に放送されたTBSラジオ系のラジオ番組『たまむすび』(毎週月~金曜 13:00~15:30)にゲスト出演し、息子のDNA鑑定騒動の渦中にいる大沢樹生の自叙伝について語った。
この日、パーソナリティを務める赤江珠緒と水曜担当の博多華丸大吉・博多大吉と共に、ゲスト出演した吉田氏は、大沢樹生にまつわるエピソードを披露。これまで大沢を4度取材し、2008年の結婚式にも招待されたという吉田氏は、大沢の自叙伝『昨夜未明、大沢樹生が死にました…』(カンゼン)に触れた。
2008年に出版された同書は、光GENJIを脱退するに至った経緯や、喜多嶋舞との結婚や離婚、息子との関係性などがつづられた赤裸々な内容。ショッキングなタイトルには、"この本が出版されることで自らの今までの人生が終わり、再び生まれ変わる"という意味も込められているという。吉田氏は「今、読み返すと深い、趣深い本なんです」と切り出し、「光GENJI時代の話があまりなくて、その後の人生の低迷みたいなものが中心で」と語る。
同書では喜多嶋舞との7年間の恋愛期間をはじめ、2度の別れがあったこと、7年目の冬に妊娠したことなど、結婚までの経緯もつづられている。離婚後、息子と二人暮らしを始めることとなった大沢。吉田氏は、「息子さんに教えてきた3つの約束がある」と騒動にも関わるポイントにも触れる。
その3つの約束というのは、「『ごまかしや嘘は、はじめはいくら小さなものでも、放っておけばいずれかならず大きなものになる。1つの嘘を隠すために2つ嘘をつき、2つの嘘を隠すために4つの嘘をつくようになるんだ。だったら、最初から嘘なんてつかなければ良い』と」。
この言葉に関して、吉田氏は「嘘をつくな、と言い続けてきた、その息子さんが生まれた経緯に嘘が混じっている可能性がある展開です」と指摘。博多大吉は「まだ分からないですけどね」とコメントしていた。