私が子供の頃は「歯を磨きなさい」って母親によく怒られていたっけ。虫歯にならない薬が欲しかったな……。今回は、マイナビニュース会員の女性400名に、こんな薬があったらいいのになあ……と思う夢の新薬について、考えてもらった。
Q.こんな薬があったら欲しい! どんな薬?
1位 視力が回復する 24.5%
2位 魔法が使えるようになる 23.5%
3位 虫歯にならなくなる 9.5%
4位 緊張しなくなる 7.5%
5位 記憶力が上がる 6.8%
■視力が回復する
・「視力がかなり悪く、コンタクトや眼鏡がないと生活できなくて不便だから」(22歳/その他/その他)
・「PCの使いすぎで視力が落ちたので」(28歳/医薬品・化粧品/営業職)
・「コンタクト代や診察代など、バカにならない金額を今までつぎ込んできたから」(23歳/情報・IT/営業職)
・「よく見えたころを思い出したいから」(31歳/団体・公益法人・官公庁/専門職)
・「視力は一度落ちたら簡単には直らないから」(23歳/小売店/事務系専門職)
・「裸眼できれいな星空をみてみたい」(27歳/運輸・倉庫/営業職)
■魔法が使えるようになる
・「いろいろできて無敵」(29歳/情報・IT/事務系専門職)
・「最近まで本気で魔法使いになりたかったので」(30歳/その他/その他)
・「ちょっとしたイタズラをしたい」(33歳/自動車関連/販売職・サービス系)
・「魔法を使って悪い人をやっつけたい」(34歳/機械・精密機器/秘書・アシスタント職)
・「魔法なら瞬間移動とかいろいろできそうなので」(24歳/学校・教育関連/専門職)
・「宝くじ当てに行きます(笑)」(31歳/情報・IT/事務系専門職)
■虫歯にならなくなる
・「最近、虫歯治療で激痛の時期があったので」(45歳/学校・教育関連/販売職・サービス系)
・「麻酔が効かない体質で、歯医者はつらい」(27歳/人材派遣・人材紹介/事務系専門職)
・「歯は抜けたら一生元に戻らないから、虫歯にならずに済むならそんな薬が欲しいと思う」(26歳/食品・飲料/専門職)
・「一生おいしいものが自分の歯で食べられるから」(34歳/情報・IT/事務系専門職)
・「治療にお金が要らなくなるから」(25歳/その他/その他)
・「虫歯の治療が始まると長引くから、薬飲んで治るなら欲しい」(24歳/団体・公益法人・官公庁/専門職)
■緊張しなくなる
・「かなり緊張しやすい性格で、自己紹介やプレゼンのときなどに、損をしている気がするからです」(25歳/その他/その他)
・「あがり症だから、発表のときなどにあるとうれしい」(22歳/情報・IT/技術職)
・「仕事がうまくいきそうだから」(24歳/小売店/販売職・サービス系)
・「初対面の人と会話をすると、とても緊張するのでしなくなる薬があると欲しいです」(30歳/ソフトウェア/事務系専門職)
・「人前だと説明下手で、人見知りだから是非欲しい」(26歳/金融・証券/事務系専門職)
■記憶力が上がる
・「仕事で勉強しているが、記憶力が落ちてきたと感じるから」(28歳/医療・福祉/専門職)
・「忘れっぽいので是非欲しいです」(29歳/金融・証券/販売職・サービス系)
・「記憶力が上がれば、テストに使えるから」(23歳/その他/その他)
・「これがあったら資格を取りたい」(28歳/医療・福祉/専門職)
・「スキルアップしやすそう」(28歳/その他/事務系専門職)
■そのほか
・「太らない: いくら食べても太らなかったら最高だから」(30歳/情報・IT/秘書・アシスタント職)
・「美しい胸になる: 女性なら少なからず思うことだと思う」(27歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)
・「眠気がなくなる: お昼後の会議に飲みたい」(29歳/学校・教育関連/専門職)
・「長生きする: おばあちゃんに飲ませたい」(23歳/医療・福祉/専門職)
・「寿命を他の人にあげる: 人生に疲れたので休みたい」(37歳/小売店/販売職・サービス系)
■総評
こんな薬があったら欲しい! ランキング、女性編では「視力が回復する」薬が1位に輝いた。目が悪くて眼鏡やコンタクトを使用しているが、費用もバカにならないし、煩わしい……という意見が大多数だった。視力低下は年齢を重ねるごとに実感する老化現象の最たるもので、最近特に見えにくい、かすみ目になる、という悩みから選んだ人も少なくなかった。
2位は「魔法が使えるようになる」薬。魔法さえ使えれば困ったことは全て解決できるのに、という声が多かった。もし魔法が使えたら「イタズラしたい」「困った人を助けたい」「宝くじを当てたい」「福岡まで一瞬で行く」……と楽しい回答が並んだ。3位は「虫歯にならなくなる」薬がランクイン。歯医者がイヤだから、という意見が大半で、痛い記憶は大人になっても消えないようだ。一回悪くしたら元通りにならないので、薬で虫歯が治ったらいいな、という願望はよく分かる。毎日の歯磨きがなくなったら、どれほどラクになるのだろう。
4位は「緊張しなくなる」薬が入った。あがり症を自覚する女性が多いようで、仕事や就職、初対面の人とのコミュニケーションでも損していると感じているよう。5位は「記憶力が上がる」薬。最近記憶力が落ちてきた、物忘れが激しい、とこぼす人が多く、記憶力を上げて勉強や仕事で役立てたい、という回答が集まった。こちらも老化を実感するポイント、若い頃のようにうまくいかないと感じる人が多いということだろう。
全体的に、視力低下や虫歯、あがり症など、目の前のちょっとした(?)不都合や煩わしさをさっと解決する特効薬が、女性からは望まれているようだった。今後の医学の進歩に是非期待したい。
調査時期:2013年12月4日~2013年12月7日
調査対象:マイナビニュース会員
調査数:女性400名
調査方法:インターネットログイン式アンケート