東京都交通局は24日、2014年4月の消費増税に伴う都営地下鉄や日暮里・舎人ライナーなどの運賃値上げについて、国土交通省に認可申請したと発表した。
値上げ対象は、都営バス(乗合)、都営地下鉄、日暮里・舎人ライナーおよび都電荒川線。理由については、「消費税率引上げに伴う税負担増加分の運賃への転嫁のため」と説明している。
事業別の値上げ率は、都営バスが2.845%、都営地下鉄が2.857%、日暮里・舎人ライナーが2.839%、都電荒川線が2.846%。普通運賃のうち、現金や切符で乗車した場合の運賃は10円刻み、PASMOなどのICカードの場合は1円刻みとする。例えば、都営地下鉄の場合は、現行170円の初乗り運賃が、現金・切符は端数を切り上げて180円、ICカードは174円となる。
値上げの実施日は、都営バスおよび都電荒川線が2014年4月1日から、都営地下鉄、日暮里・舎人ライナーが2014年6月1日からを予定している。