入職率・離職率の推移(各年上半期)

厚生労働省は12月18日、平成25年上半期の「雇用動向調査」の結果について取りまとめ、公表を行った。入職率9.4%、離職率8.9%で、ともに前年同期より上昇している。

「雇用動向調査」は、全国の主要産業の事業所における入職、離職の状況、産業別、職業別状況のほか、入・離職者の性・年齢別、離職理由別にみた状況を明らかにすることを目的に実施している。

このほど公表した「雇用動向調査」は平成25年1月から6月までの状況について調べたもので、6~8月に調査を実施。5人以上の常用労働者を雇用する事業所から、1万4,539事業所を抽出して行い、1万726事業所から有効回答を得た。

まず、入職率と離職率の推移を見ると、入職率(年初の常用労働者数に対する入職者数の割合)は9.4%で前年同期(8.8%)より0.6ポイント上昇、離職率(年初の常用労働者数に対する離職者数の割合)は8.9%で前年同期(8.1%)より0.8ポイント上昇。2年連続の入職超過となった。

また、新規学卒者(進学した者であっても学業とは別に常用労働者として働いている場合を含む)の調査では、入職者のうち新規学卒者は91.6万人で前年同期(86.8万人)に比べ4.8万人増加。就業形態別にみると、一般労働者74.0万人(前年同期72.8万人)、パートタイム労働者17.7万人(同14.0万人)となっている。

未充足求人数は70.0万人で前年同期(51.6万人)に比べ18.4万人増加した。産業別にみると、主に「宿泊業・飲食サービス業」及び「卸売業、小売業」で増加している。欠員率は1.5%で、比較可能な平成16年以降で最も高い数値となった。

欠員率の推移