東武鉄道は大みそかから元日にかけて、終夜運転や終列車の繰り下げ・始発列車の繰り上げ運転を実施する。また、旅行や帰省の旅客需要増に対応するため、年末年始期間は日光・鬼怒川方面の特急列車を増発する。

東武スカイツリーラインでも大みそかに終夜運転を行う

終夜運転では、東武スカイツリーライン浅草~竹ノ塚間に上下各7本、大師線西新井~大師前に上下各16本を運転。東武スカイツリーラインは約30~60分間隔、大師線は約10~30分間隔での運行となる(いずれも普通列車)。東武スカイツリ-ラインと東京メトロ日比谷線および半蔵門線との直通運転は行わない。

終列車の繰下げと始発列車の繰上げは、東武スカイツリーラインと東上線で実施。東武スカイツリーラインでは通常の北春日部駅発終列車(23時34分発浅草行)の後に、北春日部駅23時50分発浅草行の普通列車を運転。元日は通常の北春日部駅発初列車(5時0分発浅草行)の前に、北春日部駅3時54分発浅草行の普通列車を運行する。

東上線では、川越市発池袋行、志木発池袋行、池袋発志木行、和光市発志木行の各終列車の約30~60分後に、臨時普通列車をそれぞれ運転。通常の川越市発終列車(23時35分発池袋行)の後に運行する川越市駅0時11分発池袋行臨時普通列車については、小川町駅23時31分発の川越市行を池袋行として延長運転する。元日は志木駅発初列車(4時57分発池袋行)の前に、志木駅3時52分発池袋行を、池袋駅発初列車(5時05分発小川町行)の前に池袋駅4時05分発川越市行と同4時30分発小川町行をそれぞれ運転する。池袋駅4時30分発の臨時普通列車については、志木駅4時58分発の小川町行を池袋始発として延長運転する。

日光線の特急列車増発は、12月21日から1月5日まで。下りは浅草駅10時27分発東武日光行の「きりふり275号」と浅草駅13時09分発鬼怒川温泉行の「ゆのさと277号」。上りはいずれも浅草行で、東武日光駅14時3分発「きりふり292号」、同15時30分発「きりふり294号」、同18時4分発「きりふり296号」の3本。それぞれの便で運行日が異なるので注意が必要。大師線では1月1日から3日まで、西新井~大師前間で列車を増発。西新井駅10時02分発~16時53分発までの間に51往復を運転士、通常10分の運転間隔を約8~10分間隔とする。